カントリースタイルのインテリアの選び方

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Country Style

カントリーとは日本語における田舎の意味。つまり、カントリースタイルとは田舎らしさのある暖かい空間のことを指します。ただ、カントリースタイルと一口に言っても、実はいくつかの種類が存在するのです。有名なものとしてはアメリカンカントリーでしょうか。これは名前の通りアメリカの田舎を思わせる内装のこと。ロッキングチェアの設置や木材の魅力を引き出したハンドメイド家具の設置などで演出することが可能です。壁材や床材は茶系のもので落ち着いた空間に。アメリカの開拓時代には主にパイン材から作った家具を設置していたため、アメリカンカントリーと言えばパイン材を使った家具という方も珍しくありません。とは言え、パイン材を使った家具は高価なことも多め。それを考えると無理に導入することもないでしょう。壁に設置するパネルなどは星条旗を思わせる大らかな色合いのものにすると、アメリカンカントリーらしさが増します。いかにもな既製品は雰囲気に合わないことも多いので、なるべく手作り感あふれる家具や小物を設置することも大切。最近は手作りの味わいのあるインテリア雑貨も多く存在します。また、カントリーといえばフレンチカントリーも人気がありますね。こちらはロマンチックで清楚感があり、特に女性に人気のスタイル。設置する家具に丸みをもたせたり、フリルをあしらったりすることで柔らかい印象を持たせるのが特徴です。たとえば、椅子は背もたれ部分に曲線が使われていたり、足がまっすぐでないものがいいでしょう。照明などもろうそくを思わせるようなデザインがおすすめ。

どこかレトロなデザインの照明はエレガントな印象を与えてくれます。ちなみに、フレンチカントリーにはシャビー家具と呼ばれる家具を設置することが多いようです。これは鉄やブリキといった昔からの素材で作ったナチュラルなレトロ家具のこと。シャビー家具を設置するだけでも部屋の趣がずいぶんと変わります。設置する家具に困ったら検索してみるといいでしょう。

<参考サイト>
「カントリースタイルで "ほっと落ち着く" 温もりのある家づくり」
https://rehome-navi.com/articles/380
カントリースタイルの意味や雰囲気など全体的な解説をしてくれています。

「カントリースタイル 完成事例一覧|注文住宅のハウスネットギャラリー」
http://www.hng.ne.jp/theme_list401.html
解説はなく、ひたすら家具の写真が載っています。理論はどうでもいいからとにかく早く決めてしまいたい!という人はぜひ。